いすみ市のこと

いすみ市の自然

いすみ市

いすみ市 千葉県いすみ市は、房総半島東部、九十九里浜の南端から内陸にある、里山、里海の原風景が色濃い、とても身近ないなかまちです。

近くの砂浜には毎年アカウミガメが産卵に訪れ、田んぼにはコウノトリも舞い降りる、自然が豊かなまちです。いすみ市の沖合では、黒潮と親潮がぶつかり合っており、そのため南北の動植物が出会って共存する、実に多様な自然が特徴的といえます。いすみ市を訪れる人がなんともとらえどころのない魅力を感じるのはこのためであると考えられます。

いすみ市

里山と里海、そして食文化

いすみ市

いすみ市の中央を流れる夷隅川は良質な米づくりに最適な肥沃な土壌を運び、里山と里海を結んでいます。河口の先には広大な岩礁地帯「器械根」が広がり、一流シェフも認めるイセエビやタコ、サザエやアワビなど豊富な魚介類を育んでいます。良質な山の幸と海の幸との出会いがいすみの食文化の魅力です。そして、いすみ米はその最もベースとなる食材です。

いすみ市

いすみ米のこと

いすみ市

 温暖な気候と夷隅(いすみ)川の肥沃な土壌に恵まれたいすみ市は、房総半島を代表する良質米の産地です。夷隅地方における稲作の歴史は古く、「類聚国史(るいじゅこくし)」によると九世紀初頭、すでにこの一帯が大規模な穀倉地帯であったことがうかがえます。

いすみ市

 現在までいすみ米は、その品質の高さから千葉の三大米と称されています。その特徴は一般に、やや小粒ながら粘りとコシ、甘みといった食味の良さが売りであり、それは“夷隅統(いすみとう)”と分類される肥沃でマグネシウムを多く含む粘土質の土壌が基となっています。戦前にはすでに東京は神田や深川市場、一部は関西の市場においても、現在のいすみ米が“国吉(くによし)米”として高値で取引されてきました。

いすみ市

 いすみ米本来の魅力を最もよく味わえるお米として、「いすみっこ」は品質の基となる“土”を大切に、農薬や化学肥料を全く使わずに作られています。

 自然を生かす先人の知恵に現代の科学的知見が加わり、水田生態系に対する深い見識を用いて、雑草や病害虫によるリスクを上手に抑える、自然に寄り添ったお米づくりをすすめています。